Inspection vaccination
健診・予防接種

INSPECTION・VACCINATION
健診・予防接種について
健康診断で異常が見つかったとき、すでに症状が出ていることは多くありません。自覚症状がない段階で身体の変化を捉え、病気の芽を早めに摘むこと。これが予防医療の基本的な考え方です。
高齢化が進む日本では、単に長生きするだけでなく、日常生活を自立して送れる「健康寿命」をいかに延ばすかが重要な課題となっています。
定期的な検査で身体の状態を把握し、必要に応じてワクチン接種を受けることで、病気のリスクを下げ、健康な期間をより長く保つことができます。
当院の健診・予防接種の特徴

幅広いワクチンに対応した
安心の医療サポート
当院では、感染症の予防と重症化の防止を目的に、各種ワクチン接種を行っています。インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹、MR(麻疹・風疹)、子宮頸がんワクチンなど、年齢や生活環境に応じた予防接種に対応しています。
接種のタイミングや組み合わせ、持病のある方の可否などについても、医師が丁寧にご説明いたします。ご自身やご家族を感染症から守るために、まずはお気軽にご相談ください。

定期的な健診で、病気の“早期発見・早期治療”をサポート
当院では、特定健康診査(特定健診)をはじめ、肺がん・大腸がん・前立腺がんなどの各種がん検診を積極的におすすめしています。定期的に検診を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながり、将来の健康を守ることができます。
また、入職時や資格取得時に必要な健康診断のほか、各種診断書の作成にも対応しております。企業・個人を問わず、ご希望や目的に合わせた内容で実施いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
健康診断について
健康診断の大きな利点は、自覚症状が出る前に異常を見つけられることです。検査結果をもとに生活習慣を見直したり、早期治療につなげることで、病気の進行を防ぐことができます。
当クリニックでは、健診後のフォローにも対応しており、結果に応じた治療や予防策をご提案いたします。精密検査や専門的な治療が必要な場合は、提携医療機関へのご紹介も可能です。
※勤務先への提出期限がある方、結果を早めに知りたい方は、受診前にご相談ください。
雇用時健康診断(入職時健診)
入社前または入社直後に受診し、就業に支障がないかを確認するための健康診断です。労働安全衛生法第43条により、企業は従業員を雇用する際に実施することが義務づけられています。
| 検査項目 |
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定期健康診断(法定健診)
継続的に健康状態を把握し、疾病の早期発見につなげるための健康診断です。労働安全衛生法第44条に基づき、企業は従業員に対して年1回の実施が義務づけられています。
| 検査項目 |
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大阪市にお住まいの方へ
大阪市にお住まいの方へ向けて、特定健診をはじめ各種検査をご案内しております。
健康状態の確認や病気の早期発見のために、ぜひご活用ください。
特定健康診査(特定健診)
特定健康診査(特定健診)は40〜74歳の方が対象で、生活習慣病の予防と早期発見を目的に実施される健診です。
大阪市国民健康保険に加入されている方には、毎年、特定健診の案内封書(受診券)が郵送されます。この受診券をお持ちいただければ、当院でそのまま受診できます。「封書が届いたけれどどうしたらいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。
腹囲測定や血液検査などでリスクを確認し、必要に応じて生活習慣の改善をサポートします。
| 検査項目 |
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オプション検査(相談のうえ実施)
基本の健診項目に加えて、必要に応じた追加検査にも対応しています。
年齢・生活習慣・既往歴などを踏まえ、医師が適切な検査をご提案いたします。
※症状がある場合は保険診療の対象となる場合があります。
がん検診・肝炎ウイルス検査
当院では、大阪市が実施する各種がん検診および肝炎ウイルス検査に対応しています。 これらの検診は 大阪市が費用の一部または全額を助成しており、対象年齢・自己負担額・受診方法が市の基準で定められています。
大阪市国民健康保険に加入されている方には、 毎年、受診案内のハガキ(受診券)が郵送される場合があります。 受診券をお持ちいただくことで、当院でそのまま検診を受けていただけます。
「対象かどうかわからない」「受診券をなくした」などの場合も、お気軽にご相談ください。
大阪市がん検診・肝炎ウイルス検査の対象年齢一覧
| 検診名 | 対象年齢 | 内容 |
|---|---|---|
| 肺がん検診 | 40歳以上 | 胸部レントゲン、喀痰細胞診(ハイリスク者) |
| 大腸がん検診 | 40歳以上 | 便潜血検査(2日法) |
| 前立腺がん検診 | 50歳以上の男性 | PSA採血 |
| 肝炎ウイルス検査 | 過去に検査を受けたことがない方 | B型・C型肝炎ウイルス検査 |
各検診の内容
肺がん検診

胸部レントゲン撮影肺の影の異常(結節・腫瘍・炎症など)を確認します。
肺がんは初期症状が乏しいため、毎年の検診が早期発見につながります。
喀痰細胞診(ハイリスク者)長期喫煙歴など一定の条件を満たす方が対象です。
痰の中の細胞を調べ、中心型肺がん(太い気管支にできるタイプ)の早期発見に有効です。
当院の特徴:AIによる無料解析胸部レントゲン画像をAIで自動解析し、読影の見落とし防止に活用しています。
(※大阪市の検診項目には含まれませんが、当院独自の無料サービスです)
大腸がん検診

便潜血検査(2日法)便に混じる微量の血液を調べ、大腸がんやポリープの早期発見に役立ちます。2日法により精度を高めています。
陽性の場合の対応大腸内視鏡検査が必要となりますが、当院では未実施のため、提携医療機関へ速やかに紹介します。
前立腺がん検診

PSA採血 血液中のPSA(前立腺特異抗原)を測定し、前立腺がんのリスクを評価します。
- 50歳以上の男性が対象
- 採血のみで受けられる負担の少ない検
- PSAは前立腺肥大症などでも上昇するため、結果は医師が丁寧に説明します
肝炎ウイルス検査(B型・C型)

B型肝炎(HBs抗原)B型肝炎ウイルスの感染の有無を調べます。慢性化すると肝硬変・肝がんのリスクが高まるため、早期発見が重要です。
C型肝炎(HCV抗体)C型肝炎ウイルスに対する抗体を調べ、過去の感染や現在の感染の可能性を確認します。治療によりウイルス排除が可能な時代になっており、早期発見が大切です。
対象者過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方が対象です。
予防接種について
当院では、主に成人・高齢者の方を対象とした予防接種を行っています。ワクチンの種類や特徴を丁寧にお伝えし、患者様ご自身が納得して選べるようにサポートすることを大切にしています。
小児の定期接種は原則として対応しておりません。
取り扱いワクチンは以下のとおりです。
インフルエンザワクチン

インフルエンザとは
インフルエンザは毎年冬季に流行し、特に高齢者や基礎疾患のある方では肺炎・脳炎などの重症化リスクが高まります。
感染経路
- 飛沫感染(咳・くしゃみ・会話)
- 接触感染(ドアノブ・手すり → 手 → 口・鼻)
主な症状
- 38℃以上の急な発熱
- 頭痛
- 全身の倦怠感
- 関節痛・筋肉痛
- 咳・鼻水
重症化やすい方
- 65歳以上
- 心疾患・肺疾患・糖尿病等の基礎疾患
- 妊娠中の方
- 免疫力が低下している方
接種回数
スクロールできます
| 年齢 | 回数 |
|---|---|
| 13歳以上 | 1回 |
| 疫力が低下している方・ 基礎疾患のある方 |
2回接種を検討 |
※小児(13歳未満)は当院では原則対応していません。
肺炎球菌ワクチン
当院では、成人の肺炎球菌感染症を予防するために「プレベナー20」と「キャップバックス」の2種類を取り扱っています。
肺炎球菌は、肺炎・髄膜炎・敗血症などを引き起こす細菌で、特に65歳以上の方では重症化しやすいことが知られています。ワクチン接種により、これらの感染症を効果的に予防できます。

プレベナー20
20種類の肺炎球菌に対応した結合型ワクチンです。1回の接種で長期間の免疫が期待でき、成人の標準的な選択肢となっています。
公費助成について
- 大阪市では2026年4月より、65歳の方を対象に公費助成が開始されました。
- 対象の方は、自己負担を抑えて接種できます。
キャップバックス
2025年に承認された、より広い範囲の肺炎球菌に対応する結合型ワクチンです。市中肺炎や侵襲性肺炎球菌感染症のカバー率が高いことが特徴です。より広い予防効果を希望される方に選ばれています。
特徴
- 多くの血清型に対応
- 原則1回接種で完了
- 長期間持続する免疫
どちらのワクチンが適しているか
選択のポイントは、年齢・助成制度の対象かどうか・予防効果の広さです。
| 対象・ご希望 | お勧めのワクチン |
|---|---|
| 大阪市の助成対象(65歳) | プレベナー20(公費接種) |
| 65歳以外の方、より広い予防効果を希望される方 |
キャップバックス(自費接種) ※キャップバックスは対応範囲が広く、自費での接種として有力な選択肢です。 |
当院の考え方
当院では、以下の方に肺炎球菌ワクチン接種を推奨しています。
- 65歳以上の方
- 18歳以上で呼吸器の持病がある方
接種歴・ご年齢・基礎疾患・助成 of 有無を確認し、患者様にとって最適なワクチンをご提案します。お気軽にご相談ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは生ワクチンとシングリクス(不活化)の2種類どちらも定期接種(公費対象)に含まれます。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏し、加齢や疲労・ストレスなどで再活性化して発症します。
特に高齢者では帯状疱疹後神経痛(PHN)が長期化しやすく、生活の質を大きく損ないます。

シングリクス(不活化ワクチン)
特徴
- 2回接種(2か月間隔)
- 定期接種(公費対象)
- 不活化ワクチンのため免疫低下のある方も接種可能
- 副反応はやや強め(発熱・倦怠感・局所痛など)
効果
- 発症予防:90%以上
- PHN予防:90%以上
- 効果持続:10年以上
生ワクチン(乾燥弱毒水痘ワクチン)
特徴
- 1回接種
- 公費対象
- 価格が比較的安価
- 長年使用されてきたワクチン
- 免疫低下のある方は接種不可
効果
- 発症予防:50〜60%
- PHN予防:66%前後
- 効果持続:5〜8年程度
定期接種(公費)の対象年齢
- 65歳
- 60〜64歳で免疫機能障害がある方
- 70・75・80・85・90・95・100歳
※公費対象者は 生ワクチン/シングリクスのどちらも選択可能。
当院の考え方
帯状疱疹ワクチンは、「費用」「効果」「副反応」「持続期間」など、選ぶポイントが多いワクチンです。
当院では、
- メリット・デメリットを丁寧に説明し
- 患者様の健康状態や価値観を踏まえ
- ご自身が納得して選べるようにサポートします。
麻しん風しん混合(MR)ワクチン
麻しんウイルスと風しんウイルスを弱毒化して製造した生ワクチンです。
1回の接種で両方の免疫を獲得できます。

麻しん(はしか)とは
空気感染する非常に感染力の強い疾患。発熱・咳・鼻水・コプリック斑・全身の発疹が特徴です。

風しんとは
飛沫感染。発熱・発疹・リンパ節腫脹が典型。妊娠初期の感染は先天性風しん症候群のリスクがあります。
成人の接種
- 医療・教育・保育従事者
- 海外渡航予定者
- 妊娠希望者(妊娠前に接種)
- 接種歴不明の方(2回接種推奨)
※小児の1期・2期接種は当院では行っていません。
子宮頸がんワクチン

HPVとは
性的接触で感染し、子宮頸がんの原因となるウイルスです。
キャッチアップ制度について
- キャッチアップ制度は2026年3月31日で終了しました。
- 現在は公費での接種はできません。
当院での接種
- 任意接種での対応となります。料金はお問い合わせください。
- 使用ワクチン:シルガード9
- 接種回数:成人は3回(0・2・6か月)
B型肝炎ワクチン

B型肝炎とは
血液・体液・性的接触で感染し、慢性化すると肝硬変・肝がんの原因になります。
接種対象
- 医療従事者
- 家族にキャリアがいる方
- 海外渡航者
- 性的接触の機会が多い方
- 将来妊娠を希望する方
接種回数:3回(0・1・6か月)
破傷風ワクチン

破傷風とは
土壌中の菌が傷口から侵入し、神経を侵す感染症です。
開口障害・けいれん・筋硬直を起こし、致死率が高い疾患です。
成人の接種
- 乳児期の接種から10年以上経過している方
- ケガをしやすい職業の方
- 海外渡航者
- アウトドア活動が多い方
RSウイルス(RSV)ワクチン

RSウイルスとは
高齢者では肺炎・気管支炎の原因となり、重症化しやすい感染症です。
接種対象
RSワクチンは2種類あり、対象が異なります。
スクロールできます
| ワクチン名 | 対象 | 妊婦接種 |
|---|---|---|
| アレックスビー(Arexvy) | 60歳以上 | 妊婦は接種不可 |
| アブリスボ(Abrysvo) | 妊娠32〜36週の妊婦、60歳以上 | 妊婦は接種可 |
妊婦の方へ
妊婦が接種できるのはアブリスボのみです。胎盤を通じて赤ちゃんに抗体を渡し、生後の重症化を防ぎます。
接種回数
1回接種

小児の予防接種について
当院では小児科外来を行っていないため、小児の定期接種は原則対応しておりません。

